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ATV四輪バギーとは

ATV四輪バギーとは、All Terrain Vehicleの頭文字をとったもので、「全地形対応車」という意味になります。本来はATVだけで通用するもので、わざわざ4輪バギーと断りを入れる必要はありません。
中年以上の方ならお分かりでしょうが、70〜80年代の映画などで、野太いタイヤをつけたオープンカーでバイクのように左右のハンドルで操作する車が浜辺を疾走するシーンを見た経験がありませんか。あの車が4輪バギーです。タイヤのグリップ力が強く、泥地、砂浜、雪道などの悪路や不整地といったオフロードを得意とする車、というポジショニングがあり、これが魅力となっています。で、アウトドアをATV4輪バギーを勝手に走らせていいのかというと、そうはいきません。環境破壊になりかねないからです。そのかわり自在に運転できる場所が全国にあります。そのような場所をサーキットといいますが、関東の身近なところでは那須バギーパーク(栃木県那須郡那須町湯本588)などがあります。
こういうと、アウトドアやオフロード専門の車と考えがちですが、そんなことはありません。タイヤをオンロード用のものに着け換えれば道路上を走らせることも可能となるからです。というわけで、ATV4輪バギーをオフロード車としてではなく、オンロード車として使用する人が増え始めたのだそうです。エッ、何それ?と普通は考えてしまうのだけれどね。

ATV四輪バギーは公道を走らせることができる。

ATV4輪バギーと一口にいっても50cc〜1000ccとあり、すべての排気量で認められているわけではありません。道路交通法で認められているATV4輪バギーは50cc以下に限られています。「なんだ、原付か。原付の免許があれば乗れるんだ」と考えてしまいがちですが、これは大きな間違いです。排気量は50ccでも、車の分類では普通車(ミニカー)になっているからです。そのかわり、車検がない、車庫証明も要らないという煩わしさがありません。原付のように、ヘルメットの着用が要らない、2段曲がりが必要ない、制限速度は時速km、といったメリットもあります。ガソリン消費はリッター約20km位ということですから、普段乗りにも使えそうです。で、実際のところ、街中でATV4輪バギーを見たことがあるかというと、ほとんどの人が「ノーですよね。
現在主流となっている街乗り可能なATV4輪バギーは、大半が台湾製です。日本のヤマハ、ホンダなどのメーカーは、サーキット仕様の競技用バギーは作っていますが、50cc以下のATV4輪バギーには手を出していません。採算が取れないと考えているのでしょうか。
こういった一流メーカーがこの分野に参入すれば人気は爆発的になるのは間違いありません。なぜって、大量の広告を使って認知度をあっというまにあげてしまうからです。それまでは台湾メーカーやアドリー、Avanti-V、バンシー、E-TON、kinroad、GONTA、ストリーク、spider、APAX POWERなどの専門メーカーに頑張ってもらうしかありません。ヤフーオークションでは中古で約30万円位で手に入ります。

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ATV4輪バギーについてのQ&A。

■ATV4輪バギーのよくある質問
Q:公道でも乗れますか。
A:普通免許(AT限定可)があり、50cc以下の4輪バギーなら乗れます。
Q:速度制限は?
A:法定速度は60km/h、普通免許の初心者は初心者マークが必要となります。
Q:何人乗れますか?
A:乗車定員は1名です。原付自動車と同じです。
Q:車検は必要ですか。
A:ミニカー登録のATVは、車検は必要ありません。
Q:税金はどうなっていますか?
A:年間2,500円前後の地方税がかかります。
Q:購入時にかかるものは?
A:車両本体価格以外に登録費、セットアップ費、自賠責保険代が必要です。自賠責保険料は2年間で10,000円前後必要です(年間8,000円前後、5年で18,000前後)。任意保険は普通車を持っていれば、ファミリーバイク特約を適用できます。

Copyright © 2008 ATV四輪バギーで遊ぼう

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